ZEALシリーズのバッテリ・電池駆動について

ZEALシリーズは条件次第でバッテリ駆動が可能です

日頃お客様よりいただくご質問の中に「ZEALは電池駆動(バッテリ駆動)は可能か?」というご質問があります。技術的に動かすことは可能ですが、電池容量や周辺回路など、条件によって駆動時間は変わってきますので、お客様によって実用レベルであるか否かの判断も変わってくると思います。

ここでは当社で行った電池駆動実験の結果をご紹介します。実験環境・条件により結果は変わってきますので、あくまで参考データとなりますが、ご検討の際の目安としてお役立てください。

ZEALシリーズのバッテリ・電池駆動

各条件別バッテリ駆動時間一覧

計測条件

計測にあたり、基本となる条件は以下の通りです。

  • 電池: エネループ単4×2本
  • 通信相手: 市販のUSB型Bluetoothアダプタ
  • 通信距離: 5cm程度
  • C02FWバージョン: Ver2.1.3.36
  • C01FWバージョン: Ver2.0.2.1
  • S01FWバージョン: Ver2.0.0.11
  • ZEALは自動モードで起動後、電池駆動できなくなるまで一定間隔でデータを送信し続ける

自動待受(スレーブ), 0.5秒に1回1バイト送信

ZEAL パフォーマンスレベル 駆動時間
順位
C02 低消費(BTLJ1) 26時間42分32秒
標準(BTLJ0) 26時間13分06秒
C01 低消費(BTJ3) 22時間58分41秒
標準(BTJ6) 13時間21分29秒
高速(BTJ9) 6時間19分24秒
S01 標準(※BTJ非対応) 20時間12分30秒

C02(低消費)≒C02(標準)≒C01(低消費)という結果が得られました。
0.5秒間隔のデータ送信ではスニフモードの効果が十分現れないことがわかる一方、C02全体のパフォーマンスが向上したことにより、C02(標準)とC01(低消費)が同じ程度のパフォーマンスになっていることがわかります。

自動待受(スレーブ), 5秒に1回1バイト送信

ZEAL パフォーマンスレベル 駆動時間
順位
C02 低消費(BTLJ1) 54時間30分07秒
標準(BTLJ0) 25時間46分02秒
C01 低消費(BTJ3) 23時間37分0秒
標準(BTJ6) 14時間53分42秒
高速(BTJ9) 7時間46分24秒
S01 標準(※BTJ非対応) 21時間12分31秒

C02(低消費)>>C02(標準)≒C01(低消費)という結果が得られました。
5秒間隔のデータ送信ではスニフモードの効果が十分現れ、同じC02でもパフォーマンスレベルの違いによって駆動時間がおよそ2倍になることがわかりました。また、C02全体のパフォーマンスが向上したことにより、C02(標準)とC01(低消費)が同じ程度のパフォーマンスになっていることがわかります。

自動接続(マスター), 0.5秒に1回1バイト送信

ZEAL パフォーマンスレベル 駆動時間
順位
C02 低消費(BTLJ1) 90時間35分14秒
標準(BTLJ0) 89時間10分10秒
C01 低消費(BTJ3) 49時08分16秒
標準(BTJ6) 19時間43分38秒
高速(BTJ9) 6時間44分04秒
S01 標準(※BTJ非対応) 46時間12分33秒

C02(低消費)≒C02(標準)>>C01(低消費)という結果が得られました。
0.5秒間隔のデータ送信ではスニフモードの効果が十分現れないことがわかる一方、C01からはおよそ駆動時間が1.5倍になっており、C02全体のパフォーマンスが向上していることがわかります。

自動接続(マスター), 5秒に1回1バイト送信

ZEAL パフォーマンスレベル 駆動時間
順位
C02 低消費(BTLJ1) 101時間30分39秒
標準(BTLJ0) 90時間48分0秒
C01 低消費(BTJ3) 64時間28分40秒
標準(BTJ6) 24時間53分47秒
高速(BTJ9) 9時間21分0秒
S01 標準(※BTJ非対応) 54時間18分45秒

C02(低消費)>C02(標準)>>C01(低消費)という結果が得られました。
5秒間隔のデータ送信では多少スニフモードの効果が得られました。C01からはおよそ駆動時間が1.5倍になっており、C02全体のパフォーマンスが向上していることがわかります。

まとめ

旧モデルZEAL-C01に比べて、新モデルZEAL-C02では基本性能として全体的な消費電力が抑えられており、大幅に駆動時間が伸びています。特に低消費レベル(BTLJ1)では、十分なデータ送信間隔(※)を空けることでスニフモードが働き、さらに駆動時間を伸ばすことに成功しています。
(※)ZEAL-C02では2秒間データ通信(送受信)が行われない場合に自動的にスニフモードに入る仕様になっています(相手デバイスの仕様により条件が変更される場合もあります)。