こんにちは、無線化.comカスタマーサポート担当の清水です。
ZEALシリーズのコンセプトは「メーカーエンジニアが安心して利用出来るBluetoothモジュール」です。今日はこのコンセプトを実現する取り組みのひとつとして、「ZEALシリーズは1タイプ1モデル」という考えについてお話したいと思います。

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長期供給のために、ZEALシリーズは原則1タイプ1モデルしか作りません
「このモジュールはいつまで作るんですか?」
「ZEALが売れなくなったらこのモジュールは収束させるんですよね?」
「新しいモジュール(モデル)が出たら現行品は生産終了ですか?」
長期供給を望まれるお客様から、このようなご質問をいただくことがあります。
そのようなご質問に対する、ZEALシリーズの製品ライフ(製品寿命)の考え方は下記の通りです。
これがZEALシリーズの基本方針です。これにはちゃんとした理由があります。
モデル(モジュール)が変わると各種認証が全て取り直しになってしまう
一番大きな理由はこれです。ZEALシリーズは電波法(技適)、Bluetooth認証、各種海外認証など、1つのモジュールで様々な認証を取得しています。これを組み込んで最終製品を製造されているお客様の中にも、最終製品として薬事法であったり、EMCであったり、海外認証であったり、各種認証を取得されているメーカー様が少なくありません。
各種認証を取得するためにはコストも時間もかかります。高い費用をかけて、長い時間をかけて、そんな苦労して取得した各種認証も、Bluetoothモジュールの認証番号が変わってしまうと全て取り直しになってしまいます。全てが水の泡です。わたしたちはこれをできる限り避けたいと考えています。
新しいモジュールがリリースされるたびに不安になる
ZEALシリーズも様々な認証を取得していますので、「認証を取り直したくない!」と考えているのは、わたしたちも同じです。そういう意味で、わたしたちとみなさんは利害が一致しているわけです。
そんなわたしたちが一番避けたいこと、それは使用部品の製造中止(ディスコン)です。特にZEALで使用しているBluetoothチップがディスコンとなれば、その影響は非常に大きいため(悪い意味で)、チップベンダーの動きにはとても敏感です。ZEAL-LE0は太陽誘電様のBluetoothモジュールを採用しておりますが、太陽誘電様が新しいモジュールを発表するたび、「ウチが使っているモジュールはディスコンになるのかな?」と不安に駆られ、ドキドキする羽目になります。
もしZEALシリーズが次から次へとポンポンリリースされてしまったら、ZEALシリーズをご採用いただいているみなさまにも、同じように不安な思いをさせてしまうかもしれません。
このような考えから、「ZEALシリーズは原則1タイプ1モデル」と決めています。
ZEALシリーズのラインナップ
現在のZEALシリーズのラインナップは以下の通りです。
SPP(Class1) → ZEAL-S01
BLE(Peripheral) → ZEAL-LE0
BLE(Central) → ZEAL-LE0-C
この4タイプそれぞれに1モデルずつ、計4モデルで十分という考えです。
Bluetooth v4.2への対応予定は?
「(v4.2などの)新しいバージョンのモジュールはださないのですか?」
このようなご質問もよくいただきます。
出来るだけ新しいバージョンが使いたい、新しい製品が使いたい、このようなお客様のお気持ちは十分理解できます。ただ、v4.2になったからといって前述の4タイプと性能面で劇的に違いが出ることはありませんし、SPP(シリアルポートプロファイル)というプロファイル自体はv2.1から大きく変わっておらず、SPPプロファイルを利用する時点で、v2.1のモジュールもv4.2のモジュールも大差ありません。BLEモジュールについても同様です。v2.1と大差ないv4.2の新SPPモジュールをお使いいただくことで得られるメリットよりも、今もZEALをご利用中のみなさまにできる限り長くZEALをご利用いただいた方がよっぽど得られるメリットは大きいと考えています。
とは言え、最新技術動向を調査したり、新しいBluetoothチップを評価したり、いつでも後継モデル開発に着手できるよう、随時準備は進めております。
1つのBluetoothモジュールをできる限り長く使えることがコストダウンにつながります
- モジュール載せ替えに伴う開発工数のカット
- モジュール載せ替えに伴う認証取り直しコストのカット